特性(とくせい) [編集]

特性とは、カードの情報である。
以下が該当する。

+  過去に存在したもの

極神編で制定されたルール用語である。
DMR-09 「エピソード3 レイジVSゴッド」現在、「特性」という語句は文章欄内ではG・リンク左G・リンク右G・リンク注釈文にしか登場しない。

原則、特性は再録によって変わることがない。
ただしレアリティ/イラストレーターは例外として、個々の再録によって異なることが認められた特異的な特性である。
H.C.(ヒーローズ・カード)も、ほとんど参照されることはないが、再録によって変わる可能性のある特性である。

  • なお、再録時に種族が変わることが稀にあるが、これはエラッタという扱いであり通常変わることはない。

《爆熱血 ナレ太郎》《ナレーターの助》はそのほかの情報群の例に挙げられていない、フレーバーテキストを参照する。《ナレ太郎》は収録弾の違いで読む文章が変わる。

カード中に「ツインパクトカード」が出てきた場合は、「1枚のカードが上段と下段に分かれており、2つのカードタイプを内包するカード」を指している。ただし、ツインパクトカードが内包する2つのカードタイプは同一のものになる場合がある。

タップ状態かどうか、リンクしているかどうか、サイキック・クリーチャーのa面b面などのカードの物理的状態は特性ではない。
クロスギアがいずれかのクリーチャーにクロスされているか、がいずれかのシールド要塞化しているかなどの、あるカードが別のカードについている状態は特性に含まれない。

一つのオブジェクトが複数枚のカードで構成される場合や、一枚のカードが複数組の特性を持つ場合は注意が必要である。

  • 進化クリーチャー進化クロスギアは一番上のカードの特性しか持たない。ただし、《超神龍バリアント・バデス》のように自身の進化元を参照するカードも存在する。
  • ゴッドの特性は、それを構成するリンクしていない状態の各ゴッドの特性を合算して求める。リンクしている間のみ得られる能力もある。
  • バトルゾーンにあるサイキック・クリーチャーは、現在向いている面のみの特性を持つ。
  • サイキック・セルは、サイキック・セルという特殊タイプとカードタイプ以外の特性を持たない。上側にはマナコストとカード名が、下側には能力とパワーが書かれているが、それらはサイキック・セルとしてのものではない。リンクしてサイキック・スーパー・クリーチャーを形成している間のみそれらの特性を持つ。
  • 《零龍》を構成するパーツは「セル」といったカードタイプを持たない。このようなカード群は、オブジェクトとしての特性を欠いた状態(具体的には、カード名コストしか特性を持たない状態、またはパワーテキストなどしか特性を持たない状態)になった場合は状況起因処理で墓地に置かれる。逆に、オブジェクトとして特性が揃っている場合は状況起因処理は行われない。

それぞれのカードを見比べても分かるように、カードタイプによって持っている特性が違う。例としてクリーチャーに必ずあるパワーを呪文は持っていなかったり、サイキックドラグハート特殊タイプを持つカードはマナ数を持っていなかったり、等である。

デュエル・マスターズではこのように「特性」という単語はルール用語として定義されている。そのため、デュエル・マスターズ界隈で一般的に「特性」と表現されるニュアンスを伝えるには、誤解を防ぐために特性という単語を避け、特色や特質といった単語に置き換える配慮が必要となる。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.何らかの効果によって《零龍》のリンクが外れた場合、バラバラになったパーツはどうなりますか?
A.《零龍》のリンクが全て外れた場合、構成している5枚のカードは状況起因処理によって墓地へ置かれます。《零龍》のリンクのうちいずれかが外れた場合は、5枚のうち、クリーチャー名やコストが書かれているカードと、パワーやテキストが書かれているカードがリンクしている限り、クリーチャーとしてバトルゾーンに残ります。他の3枚は単体でバトルゾーンに残ることが出来ないので、リンクが外れた時点で墓地へ置かれます。
引用元