超神羅星(ちょうしんらせい)アポロヌス・ドラゲリオン》 [編集]

超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:フェニックス 15000
究極進化:進化クリーチャー1体の上に置く。
侵略:火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
T・ブレイカー
相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。
メテオバーン:このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。
※殿堂入り

DMEX-17で登場した究極進化フェニックス

《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》のリメイクカードだが、能力はデュエル・マスターズ プレイス版のそれに近い。

侵略させつつメテオバーンを使えればデュエプレさながらのワンショットが成立するが、メテオバーンに必要なカードが3枚である事に注意。
普通に進化クリーチャーの上に乗せても1枚足りないため工夫が必要。
もっとも手軽な方法は進化クリーチャーの攻撃時にこのカードを含めて侵略を2枚宣言することだろう。

ランデス能力は2枚とリメイク前よりも控えめで、相手のマナゾーンのカードが6枚以上ある状態での《超熱血 レッド・ブルマッスル》よりも少ない。
しかし、そもそもこのクリーチャーが侵略しつつ登場するということは、ダイレクトアタックに王手をかけている状態であり、そこに強力すぎる疑似アンタッチャブルは持たせられないということだろう。似通った攻撃性能を持つデュエプレ《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》DP殿堂に指定されていることが、それを物語っていると言える。

TCG本編でも環境進出から約2年に渡って活躍し、再三大型大会で上位入賞したことが考慮されたのか、2024年3月11日付で殿堂入り
殿堂直前ごろでは強力過ぎるS・トリガーG・ストライクの登場などにより、ロック無しのシールドブレイクは嫌われがちな風潮であったが、その風潮を打ち破った数少ないカードと言える。
ランデス枚数の少なさやブレイク条件の厳しさからデュエル・マスターズ プレイス《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の調整版とも言われたこのカードであるが、殿堂入りをもって如何にプレイス版が強力だったかを証明したとも言える。

  • ちなみにこのカードの殿堂入りから程無い時期にDM24-SD1が発売されることとなった。公式がプッシュする実用性の高いDM24-SD1の目の上のたん瘤になりかねなかったため規制されたとも取れる。

ただ、結局【赤緑アポロヌス】サーチ基盤から侵略先確保による打点形成が優秀過ぎて、高速・高パワーの3キルデッキなのは弱体化にはならなかった。恐ろしいことに、殿堂入り前にはテンプレではなかったカードで新たに入るようになったのは《龍装者 バルチュリス》ぐらいで、残りは既存の採用カードの枚数増減だけでリペアが完了しているところである。

どちらかといえば《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》でのフィニッシュが上振れ寄りになったことで、《終止の時計 ザ・ミュート》など「《アポロヌス》以外には……」のカードがこのデッキにもストッパーとして機能しやすくなり、さらに「相手が選んだ時」能力の耐性に屈するS・トリガーでも受けやすくなったというのが大きいだろう。

ルール [編集]

専用デッキについて [編集]

実際の構成カードや立ち回りなどの情報は【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】を参照。

+  《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》登場前の記述

他のカードとの相性 [編集]

ほぼすべてのデッキで、侵略の裁定を生かした連続侵略で下のカードを3枚以上にされるが、進化Vなどを進化元にすることで《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》1枚の侵略宣言でメテオバーンを使うことができる。

コスト踏み倒しメタをすり抜けるには、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》自体も侵略ではなくコストを支払って召喚する必要があるため、連続侵略を使わないメリットはほとんど思いつかない。

その他 [編集]

  • イラストをよく見てみると、頭の部分の上に元の《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の上半身が見える。
    胸から上しかないとはいえ元の《アポロヌス・ドラゲリオン》がせいぜい冠か頭飾り程度のサイズにしか見えず、このクリーチャーの凄まじい巨大さが垣間見える。
  • 当然ながら究極進化クリーチャーでの殿堂入りはこのクリーチャーが史上初である。侵略ありきであったが、究極進化の汚名返上となったか。フェニックスとしても史上初。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 5つ目の能力について

Q.相手の《The邪悪 寄成ギョウ》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》をバトルゾーンに出しました。この「メテオバーン」は出た時にトリガーする能力ですが、どう処理しますか?
A.《The邪悪 寄成ギョウ》側のプレイヤーは、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「メテオバーン」を解決するかどうかを選べます。解決して、下にあるカードを3枚墓地に置いた場合、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》側のプレイヤーのシールドをすべてブレイクします。
引用元(2022.6.3)

Q.バトルゾーンに《超次元の王家》を進化元にした《禁断の轟速 ブラックゾーン》と、進化元がいない状態の《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》がいます。
《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》が攻撃した時、バトルゾーンにある《禁断の轟速 ブラックゾーン》の「S級侵略 [轟速]」と、手札の《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「侵略」を宣言しました。
先に《禁断の轟速 ブラックゾーン》を重ねてから《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を重ねれば、「メテオバーン」で相手のシールドをすべてブレイクできますか?
A.はい、先に「S級侵略 [轟速]」を解決してから《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》の「侵略」を解決すれば、下にカードが3枚あるので、「メテオバーン」でそれらを墓地に置き、相手のシールドをすべてブレイクできます。
引用元(2023.2.17)


[1] 効果だけならTCGにて《魔の革命 デス・ザ・ロスト》があったものの、そちらは容易には出せない