追加ターン [編集]何らかのカードの能力・効果によって、プレイヤーが追加のターンを得ること。あるいはそうして得たターンのこと。
通常、デュエル・マスターズはプレイヤーがターンを交互に繰り返すことによってゲームが進行するが、追加ターンを得た場合は自分のターンを連続して行う事ができる。 追加ターンを得ることで、基本ルールだけでも「1枚ドローできる」「1枚手札からマナチャージできる」「すべてのマナとクリーチャーをアンタップできる」などのアドバンテージを稼げる。さらにこれらに関連して誘発する能力や、ターン開始時、またはターン終了時にトリガーする能力なども絡めれば、得られるアドバンテージは膨大となる。 「超獣王来烈伝」までで、追加ターンを行える能力を持つカードは以下の通り。
逆に追加ターンの取得を制限するカードは《侵略者 ランドヘッド》や《「新時代の福音」》が存在する。また、《無双と竜機の伝説》は追加ターン中に唱えることのできない呪文である。 ルール [編集]
ゲームにおいて [編集]一般的に追加ターンの獲得は、強力な効果だと認識されている。それはプレミアム殿堂カードの《無双竜機ボルバルザーク》、殿堂入りした《禁断機関 VV-8》や《勝利宣言 鬼丸「覇」》が嫌というほど、多くのプレイヤーに思い知らせている。 《勝利宣言 鬼丸「覇」》はガチンコ・ジャッジで勝利すれば追加ターンを獲得できるが、これによって今まで多くのプレイヤーから敬遠されてきたガチンコ・ジャッジというキーワード処理の評価が見直される要因にもなったため、インパクトは強い。 使えるマナが2倍になり、バトルゾーンにある自分の召喚酔いしているクリーチャーは実質スピードアタッカー、召喚酔いしていないクリーチャーは実質2回攻撃できるようになったも同然。《ボルバルザーク・エクス》が登場から1年足らずで殿堂入りしたところを見れば、マナが2倍使えるだけでもかなり強力と言える。 ビートダウン相手に追加ターンを取られると、自分のターンが返ってくることなく連撃が押し寄せてくるため、S・トリガーが多少捲れても対処しきれないことが多い。S・トリガーで相手のそのターンの攻撃をすべて封じるオールタッパーや《終末の時計 ザ・クロック》などでも、通常ターンと追加ターンの2ターン連続でシールドから捲れることが要求される。 と、ここまで書けば、追加ターン獲得はかなり強力な効果のように思えるが、実際はそれほど単純な話ではない。追加ターンの獲得が強力なのは、追加ターンによって行動量が増えるからである。しかし、行動量が大して増えないのであれば、追加ターンを獲得することに大したメリットはなくなってしまう。それを如実に立証したのは《無双と竜機の伝説》である。《無双と竜機の伝説》は、唱えれば追加ターンを無条件獲得できることから、登場当時は騒がれたカードだが、追加ターンの獲得以外目立って強力な能力を持たない《無双と竜機の伝説》は、1枚では盤面をひっくり返すことが難しく、環境で目立った活躍はほとんどしていない。 つまり、通常ターンに使ったマナが、追加ターン獲得以外のアドバンテージを生まなければ、実質使えるマナは大して変わらないのである。精々、1マナブースト程度のアドバンテージしか得られないため、そうなるとさほど脅威ではない。 《無双竜機ボルバルザーク》はスピードアタッカーとW・ブレイカーを持っているため、通常ターンと追加ターン併せて、単体で4打点を確保でき、《勝利宣言 鬼丸「覇」》もスピードアタッカーとT・ブレイカーによって6打点以上確保できることが、追加ターン獲得の強さに拍車をかけていると言える。 その他 [編集]
参考 [編集]公式Q&A
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