黙示録の水晶(クリス=ラグナ=カリプス) [編集]

黙示録の水晶 VR 無色 (10)
呪文:ゼニス
水晶ソウル3(この呪文を唱える時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)
相手は、自身のコスト5以下の無色ではないエレメントをすべて、好きな順序で山札の下に置く。
カードを3枚引く。

DM23-EX3で登場した無色ゼニス呪文。
疑似的な自己コスト軽減エレメント指定で山札送りの相手全体コスト火力、手札補充の組み合わせ。

《偽りの名 ワスプメリサ》など水晶武装4より一足早い、水晶マナ3枚からフルスペック[1]を発揮する。

《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》始動のあれこれ、《「この私のために華を咲かすのだ!」》《シャングリラ・クリスタル》と動いた場合の4ターン目から体感的4マナ呪文として扱うことができる。

一般のデッキでは除去できないエレメント(コスト6以上のエレメントおよびコスト5以下の無色エレメント)が4ターン目に出されていることは少なく、実質全除去しながらドローソースになるというハイスペック呪文。

もし相手が何も除去対象を出していなかったとしても《王立アカデミー・ホウエイル》相当となるので、前述の動きで手札のリソースが尽きてきたころに唱える呪文として十分。

《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》Dスイッチによってアンタップした水晶マナの使い道として、他に有色アンタップマナを用意する必要がない無色であるこのカードは扱いやすい。
例えば《「呪怨」の頂天 サスペンス》など、直接相手の盤面に触れないゼニスを使う際には有力な組み合わせとなる。

大きなコスト軽減幅を持つ名目コスト10の呪文としても利用できるだろう。
《奇石 ケイヴ》など呪文のコストを参照するカードとの組み合わせが考えられる。
水晶マナを利用する必要はあるが無色なので、デッキカラー自体は選ばないのもポイント。

一定数のコスト以下を唱えられなくする効果にも耐性がある。《正義の煌き オーリリア》《鎧機天 シロフェシー》を使われても唱えることができ、その2体を除去もできる。

水晶マナデッキにおいて、2ターン目に水晶マナを増やせない《神判のカルマ コットン》などメタを出しているのはあまり強い動きではないが、もし自分がもたついて5ターン目以降に《黙示録の水晶》を唱えることになったとしても、それはそれで除去する個数が増えて結果として遅れを取り戻せることもあるだろう。

環境において [編集]

登場早々、黒緑構築で水晶マナを軸とした【黒緑ゼニス・セレス】なるデッキでの上位入賞が報告された。

また、ミッドレンジになる水晶マナ戦術を使うデッキなら、あらゆるタイプで自然と採用できる。

その他 [編集]

  • 名前の由来は「『クリス』タル」+「『ラグナ』ロク」+「アポ『カリプス』」。《黙示録、それはラグナロク》の項でも触れられているが、「ラグナロク」とは北欧神話の最終決戦のことであり、聖書の内容である黙示録(アポカリプス)とは関係ない。

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 水晶ソウル3を持つ無色でコスト10のカードには、水晶マナ×3と任意のマナ×1で下限に達する。他のカードで呪文のコスト軽減をした場合はこの限りではない。
[2] 3軽減した場合は水晶マナ×2と通常マナ×1の3枚タップでも可。
[3] https://www.youtube.com/watch?v=X9nhyqaol2E