麒麟(きりん)のコード シューゲイザー》 [編集]

麒麟のコード シューゲイザー VR 無色 (7)
クリーチャー:アンノウン・セレス 7777
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を表向きにし、その後、自分は数字を1つ選ぶ。その後、相手は次の中から1つ選び、自分がそれを使う。
▶相手は、選ばれた数のコストを持つ手札をすべて捨てる。その後、選ばれた数のコストを持つ相手のクリーチャーをすべて破壊する。
▶相手は、選ばれた数ではないコストを持つ手札をすべて捨てる。その後、選ばれた数以外のコストを持つ相手のクリーチャーをすべて破壊する。

DM23-EX3で登場した無色アンノウン・セレス

アタックトリガーは相手の手札をピーピングしてから、《滅亡ルーレット》《7777777》のような、数字選択によるハンデスクリーチャー破壊を行う。この際に、選ばれた数字とコストが同じものを全て切り捨てるか、逆にそれ以外を全て失うかについては相手が選択する。

相手の手札とバトルゾーンにコストのばらつきがある時なら、
《ドンドン選べナウ》と同じく「最も守りたいコスト帯」か「それ以外のコスト帯」どちらを残すかの選択を相手に強いることが出来る。

しかし、【6軸ガチロボ】のようにコスト統一したデッキ構築には、確実に被害の少ない方を選ばれてしまうのがネック。
【6軸】相手に自分が「6」と言えば下の選択肢で回避でき、それ以外の数字を言えば上の選択肢で回避できてしまう。

効果がスカる状況は少ないとはいえ、そもそもの問題としてコスト7のクリーチャーが出たターン何もできないし除去耐性もないという点が厳しい。
スピードアタッカーなどを付与する手段を用意した上でうまく刺さる場面を見極めて使いたい。

疑問点 [編集]

このQ&Aでは、「手札にあるツインパクトカードは両側のコストを持つカードですので、相手がどちらの選択肢を選んだとしても捨てられます。」とあるが、これは受身の意味か可能の意味かが読み取れない。

  • 「可能」の意味だとしたら、《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》のカードを対象にした効果は、効果の発生源である《麒麟のコード シューゲイザー》側が好きな方を1つ選ぶ段階で、捨てる処理になる方を(相手が7を捨てると選べば7のカードとして、相手が7以外を捨てると選べば3のカードとして)扱うことで、結果的にどちらであっても捨てさせることが可能であるという文章になる。
  • 「受身」の意味だとしたら、1枚のカードで2つのコストが同時に参照されることを避けられないため、必然的に捨てられてしまうという文章となる。総合ルール201.2b、この裁定などと矛盾している。

デュエパーティーでの取り扱い [編集]

以下のように考えることができる。ただし公式サイト推奨の挙動ではない。

  • このように実質的にハンデス部分は不発になるものの、手札表向きする相手が下の選択肢を選んだ後、場のクリーチャーコストが全く異なる相手を選べばそれを全滅させるような使い方はできるため、状況によっては強力な選択肢。パートナー文明を問わず採用できる無色であることも相まって通常の構築にはない強みを見せてくれる。
    • あるいは最初から手札表向きする相手と共謀し、自分が滅茶苦茶な数字を宣言した上で下の選択肢を選んで貰うということもできる。相手1人が他を大きく引き離している状況では狙ってみても良いか。
      ルール上はそこで裏切って手札を表向きにした相手の手札とクリーチャーを全て吹き飛ばすこともできるが、流石にそれは自重したほうがいいだろう。あくまでデュエパーティーはカジュアルに遊ぶためのフォーマットである。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《麒麟のコード シューゲイザー》の「攻撃する時」の能力で、「∞」を選べますか?
類似例:《奇天烈 シャッフ》の「出た時または攻撃する時」の能力
A.はい、選べます。
引用元

Q.相手の手札が1枚の状況で、相手の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》がバトルゾーンにいる状況です。
自分の《麒麟のコード シューゲイザー》の「攻撃する時」の能力で相手が手札を表向きにしたところ、相手の手札にあるカードも《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》でした。
自分が「7」の数字を選んだ場合、どうなりますか?
A.手札にあるツインパクトカードは両側のコストを持つカードですので、相手がどちらの選択肢を選んだとしても捨てられます。
バトルゾーンにいるツインパクト・クリーチャーはクリーチャー側の情報しか参照されないため、相手の《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》は、相手が上の選択肢を選んだ場合のみ破壊されます。
引用元

Q.相手の手札が2枚で、相手のコスト5とコスト7のクリーチャーが1体ずつバトルゾーンにいる状況です。
自分の《麒麟のコード シューゲイザー》の「攻撃する時」の能力で相手が手札を表向きにしたところ、相手の手札にコスト7とコスト8のカードがありました。自分が「7」の数字を選んだ場合、どうなりますか?
A.相手が上の選択肢を選んだ場合、相手がコスト7のカードを捨てた後に、コスト7のクリーチャーを破壊します。
相手が下の選択肢を選んだ場合、相手がコスト8のカードを捨てた後に、コスト5のクリーチャーを破壊します。
引用元


[1] この、一時的に公開された非公開ゾーンの中にあるカードの取り扱いは2人対戦でも結論が出ていない。「非公開ゾーン」も参照。