《エル・セミファイナルのマスク》 [編集]

エル・セミファイナルのマスク UC 水/闇文明 (3)
タマシード:ポセイディア・ドラゴン/デビルマスク/レクスターズ
シンカライズ:このタマシードがクリーチャーであるかのように、この上に進化クリーチャーを置いてもよい。
このタマシードが出た時、カードを3枚引き、自分の手札を3枚捨てる。
自分のターン中、自分の手札が1枚もなければ、クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい。

DM23-EX1で登場した/ポセイディア・ドラゴン/デビルマスク/レクスターズタマシード

シンカライズcipでの3枚の手札交換と、自分の手札がない事を条件とした墓地召喚を可能とする能力を持つ。

召喚可能なクリーチャーに制限はないが、コストを支払う必要があるのには注意。
《アビスベル=ジャシン帝》のようなコスト軽減と併用して、墓地からの召喚である利点を活かしたい。

一見すると《特攻人形ジェニー》《悪魔妖精ベラドンナ》といった軽量級自壊系と相性が良いが、軽いなりのカードパワーであるため疑似ノー・チョイスかつターン1制限という若干厳しめの条件の墓地召喚の権利を使ってまでやることかどうか微妙である。青黒基盤や青黒緑基盤で考えた場合、ここは《蒼狼の大王 イザナギテラス》《イグゾースト・II・フォー》といった拡張性と軽さのバランスの取れた呪文コスト踏み倒し持ちを召喚するのが1つの手。

その名の通り、《鬼面超人エル・アンドレ》《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》を軸にした、デビルマスクポセイディア・ドラゴン種族デッキでの活躍も期待できる。墓地召喚進化クリーチャーも対応しているため、そのまま進化元ごと調達できる。

《サイバー・チューン》《ネ申・マニフェスト》と比較すると、自分の手札が減ってしまう手札交換という弱点はあるが、その分自分の手札を1枚多く墓地に落とすことができる。また、相手視点で脅威度の低いタマシードであると思われ、油断してこのカードを放置していると《ブレイン・スラッシュ》の文明条件を満たしてフルパワーで使うことが可能になる。

環境において [編集]

登場から稀に除去ハンデス対策として零龍星雲採用型【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】に採用される場合があった。ただ、《飛翔龍 5000VT》によって墓地召喚を阻害されることもあり、不安定な使い勝手であった。

後に除去対策としては《DARK MATERIAL COMPLEX》が登場し、そちらに立場を譲った。

その他 [編集]

  • デュエチューブの企画[1][2]で制作された、チアリ考案のオリジナルカードが元になったカード。
    イラスト、能力、フレーバーテキストが忠実に再現されており、チアリの考えたスペシャルズと言っても過言ではないカードとなっている。
    • カードイラストは、商品化にあたり大きく加筆されている。イラスト下部の箱のようなものには「マナだよなぁ 潰してえのは」の鏡文字を模した模様など遊び心も。
    • 原案では最後の能力がノー・チョイスかつ、無尽蔵に墓地召喚できた。バランス調整のためか、手札の条件にも使用可能なターンにも「自分の」という条件がつけられ、墓地召喚が1体のみと三重に弱体化している。
    • ちなみに、原案と製品では「竜」が変更されている(元の動画では「龍」の字だった)。
      +  元のカード

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM23-EX1
    かつて怪面竜四天王であったエル・セミファイナルの魂が封印されたマスク。被ると強さと引き換えに主役にはなれない。

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 3つ目の能力について

Q.自分の《エル・セミファイナルのマスク》がバトルゾーンにあり、自分の手札が1枚もなく、墓地に《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》を含むクリーチャーが7体ある状況です。
《エル・セミファイナルのマスク》の「自分の墓地から召喚してもよい」を使い墓地から《反逆龍 5000typeR》を召喚する際、支払うコストはいくつ少なくなりますか?
類似例:《不死帝 ブルース》《暴走龍 5000GT》
A.支払うコストは6少なくなります。
能力で実際にマナコストを少なくするのは、召喚する《反逆龍 5000typeR》が保留状態になった後です。
保留状態になっているカードは墓地の枚数として数えませんので、コストは6のみ少なくなります。

+  総合ルール 409.1c601.1a601.1e

引用元(2023.7.21)

Q.《エル・セミファイナルのマスク》の能力「自分のターン中、自分の手札が1枚もなければ、クリーチャーを1体、自分の墓地から召喚してもよい」は、1ターンに何度でも使えますか?
A.いいえ、この能力で召喚できるのは1ターンにつき1体のみです。
自分のターン中に、このタマシード1つにつきクリーチャー1体を墓地から召喚できるようになります。
引用元(2023.7.21)