戯具(ギーグ) ヴァイモデル》 [編集]

戯具 ヴァイモデル P(UC) 闇文明 (5)
クリーチャー:マフィ・ギャング/チーム零 3000
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置く。その後、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。

DMSD-16で登場したマフィ・ギャング/チーム零

墓地肥やしリアニメイトの噛み合いはよく、最序盤にS・トリガーとして登場してもリアニメイトが不発になりづらい。

ライバルは《禁断V モードス》。彼方はcipだけでなく、アタックトリガーでもリアニメイトが可能で、コマンドまで所持している。

こちらは墓地肥やしができる点と文明に制限がない点で差別化ができる。墓地肥やしによってリアニメイトが不発に終わりづらく、ターンを飛ばせる《終末の時計 ザ・クロック》も出せることから、防御性能自体はこちらの方が一枚上手。
墓地と頭数を増やして返しのターンのムゲンクライムの足しにしたりと器用さもあるので、デッキに合った方を選ぼう。

《百鬼の邪王門》との相乗効果でどんどん墓地肥やしされることでその場に応じたクリーチャーをリアニメイトできるようになるため、【赤黒バクロ法師】にもピッタリ。パワーウィニー程度なら処理できるラインなので、そちらの呪文でのバトル効果も最低限活用できる。

環境において [編集]

DMEX-13期に入りの【BUNBUN・ヴァイカー】でのチャンピオンシップ上位入賞実績を残した。初動自壊クリーチャー《不死妖精ベラドアネ》で墓地に落としたクリーチャー(特に《終末の時計 ザ・クロック》)がそちらのデッキのリアニメイト対象であった。

2021年7月1日殿堂レギュレーション改訂を機にオリジナル【ゼロ・ルピアループ】【鬼羅.Star】などの【墓地ソース】にとっての有利対面が増えると、【墓地ソース】のパーツとして頭角を現した。

DMRP-21期のオリジナルで【5色マッド・デッド・ウッド】が台頭すると、そちらにおけるカウンター札としての需要も得た。

【絶望神サガループ】が発祥するとカウンター《絶望神サガ》を呼び出す余地のある札として使われるようになった。
《戯具 ヴァイモデル》の自己墓地肥やしも相まって相手ターン中にサガループができたりするほか、《終末の時計 ザ・クロック》を出して延命&2体の打点を得てこちらのターンに回す動きで相性が良い。

範囲は《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》呪文と同じだが、そちらはもっぱら《蒼狼の大王 イザナギテラス》からの能動的な利用を目的としているため、採用カードのシナジーを考えて選択となる。

【絶望神サガループ】が消滅するとしばらく【マッド・デッド・ウッド】系統で入賞報告がされていた程度で、DM23-BD2DM23-BD3期時点では1枚積み20種類から24種類程度の【準ハイランダー青黒緑CRYMAX ジャオウガ】で1枚積み枠として採用されるぐらいである。

《忍蛇の聖沌 c0br4》が登場すると、役割が被る上により汎用性の高いそちらに立場を譲ることが多くなったが、【青黒赤バイク】のように打点として着実に2面着地ができた方が美味しいデッキでは《忍蛇の聖沌 c0br4》より優先されるケースもある。

その他 [編集]

  • モチーフは「プラモデル」。
  • DMEX-18では第一世代枠仕様で再録された。テキスト書式「バトルゾーンに出した時→出た時」やレアリティ表記「◆→U」、コピーライト「©Wizards of the Coast」の位置など細かな部分以外はおおむね第一世代枠に準拠しており、S・トリガーの文字も太字ではなくなっている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]