S(シールド)・トリガー [編集]

DM-01 第1弾から存在するキーワード能力
この能力を持つシールドカードは、手札に加える直前に公開することでコストを支払わずにプレイすることができる。
最初は呪文のみだったが、DM-04でいわゆるS・トリガー獣と呼ばれるこの能力をもったクリーチャーも登場した。

デーモン・ハンド R 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。
アクア・サーファー UC(R) 水文明 (6)
クリーチャー:リキッド・ピープル 2000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。

相手のクリーチャーによるブレイクなどでシールド手札に加わる際、それがS・トリガーを持つカードならば、マナコストを払わずに使用できる。

シールドにS・トリガーが埋まっているかは運次第だが、コスト踏み倒しの例にもれず強力な能力である。
相手ターン中でもノーコストでカードを使用できる可能性があるため、逆転のきっかけを作りやすい。特に【速攻】ビートダウンの対策に有効である。

ブレイクに限らず、シールドカードを手札に加える効果ならば使用が可能。
ただし、《エメラル》のように能力文に『ただし、その「S・トリガー」は使えない。』と書かれている場合、S・トリガーを使用できない。逆に《マーシャル・クイーン》《神託の精霊アルメリック》はこの記述がないのでS・トリガーを使用できる。《黒神龍ブライゼナーガ》等、使えることをわざわざ注釈文で明記しているケースもある。

一部のクロスギアは上位能力のS・トリガーXを持ち、ジェネレートに加え、クロスまでをノーコストで行うことができる。ただし、《星龍パーフェクト・アース》などの能力でクロスギアにS・トリガー能力が付与された場合は、ジェネレートのみをノーコストで行うことができる。

実際のゲーム中にS・トリガーの使用を宣言する場合、うっかり元々持っていた手札と混ぜないように注意。
デュエルロードなどの大会ではS・トリガーに関する不正への対策として、公開する前に手札へ加えてしまった場合は使えないというルールを採用している店舗もある。

相手のターン中に何か行動をすることができる数少ない方法であるため、デュエル・マスターズのスリリングなゲーム性を生む核といっていい独創的なシステムである。

ルール [編集]

  • S・トリガーを使用する際は以下の順序で行う。
    1. S・トリガーの宣言。(この時点では「カードを使う」ことにはなっていない。)
    2. 対象のシールドを一旦全て同時に手札に加える。
    3. 宣言したS・トリガーを好きな順番で使用する。
  • 宣言した時点ではバトルゾーンに出せない状態であっても、解決時点でバトルゾーンに出すことができればそのまま出すことができる。出せないまま解決が始まると「召喚はしたが、クリーチャーは手札にとどまる」ことになる。
  • S・トリガー呪文がモードを持つ場合、モードの選択はS・トリガー宣言の時点ではなく、カードそのものの解決が始まってから選ぶ。
  • 公開するのは手札に加える直前だが、S・トリガーを使う場合は手札からプレイされるという扱いである。《邪眼皇アレクサンドルIII世》等がいる場合に重要になる。
  • S・トリガーで《魔天降臨》を同時にトリガーした他のS・トリガーより先に唱えると、手札からマナゾーンに移動してしまうためそれらのS・トリガーは使用できない。
  • 一度宣言したS・トリガーをキャンセルすることは原則不可能だが、このルールを応用すると《エマージェンシー・タイフーン》等で該当カードだけをゾーン移動させることで実質的にキャンセルさせることはできる。

暫定回答 [編集]

  • S・トリガーの待機中に、別のS・トリガーの使用宣言が行われた場合、その使用宣言されたばかりのS・トリガーを先に処理する。
    • 例えば、お互いのシールドカードが5枚ずつあり、バトルゾーンにお互いの《星龍パーフェクト・アース》がいる。→プレイヤーAが《ティラノ・リンク・ノヴァ》を唱えて、その効果でプレイヤーBのシールドカードがすべて手札に加わる時、Bがその5枚のカードすべてのS・トリガーの使用宣言を行う。→Bがまず1枚目のS・トリガーで《ティラノ・リンク・ノヴァ》を唱えて、その効果でAのシールドカードがすべて手札に加えられる時、Aががその5枚のカードすべてのS・トリガーの使用宣言を行う。この場合、AのS・トリガーをすべて処理してから、BのS・トリガーをすべて処理することになる。

暫定回答なし [編集]

  • S・トリガーの使用宣言を行った直後に、何かしらの置換効果が発生した場合、どうなるか。
    • 例えば、《音響の精霊 ルルフーラ》《ナゾの光・リリアング》がいる時に、《ナゾの光・リリアング》のパワーが0になる。→《リリアング》のエスケープでシールドから光のS・トリガー呪文が手札に加わる時に、そのS・トリガーの使用宣言を行う。この場合、《リリアング》のパワーが0なので再びエスケープを場合、そのエスケープの置換効果とS・トリガー、どちらが先に処理されるか。

ゲームにおいて [編集]

  • 相手のシールドにS・トリガーが含まれている可能性を考えると、不用意な攻撃は控えるべきである。
  • S・トリガーは多くのデッキで使われているが、【速攻】のような速度に特化したデッキでは採用されないことも多々ある。自分のデッキタイプと相談し、どの程度採用するのかは慎重に決めたい。
  • DMX-20に収録された《アクア・サーファー》などのフレーバーテキストでは、S・トリガーをデッキに8枚以上入れることを推奨している。8枚投入した場合S・トリガーが1枚以上入っている確率は7割弱となる。(他の枚数の場合は確率表のページを参照)
    • あくまで目安であり、1枚程度踏んだだけでは止まらないビートダウンが多い環境では10枚後半ほど投入されたり、ループコンボ等S・トリガーが刺さらない環境では3、4枚程度に抑える構築もある。
  • 『デュエル・マスターズ 入門デュエマ 革命スタート完全ガイド』によると、S・トリガーというシステムは膨大なカードプールを味方につけたベテランに対して初心者が勝つ方法であるとのこと。

その他 [編集]

  • 基本セット時代から強力なS・トリガーのレアリティレアであることが多い。そのため、複数枚入手したいにもかかわらずなかなか集まらないこともしばしばある。
  • 自然にシールドに埋まっているS・トリガーを「野生」と呼ぶことがある。
  • 後にMagic:The Gatheringで登場した「奇跡」は、領域を移動する際に公開することでプレイを許可するという点で類似点が見られる。

シールドをS・トリガーにするカード [編集]

S・トリガーと相性のいいカード [編集]

S・トリガーを封じるカード [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.他のカードにS・トリガーを与える効果によって、シールドゾーンにあるツインパクトカードがS・トリガーを得ている場合、クリーチャーと呪文どちらか選んで使う事ができますか?
A.カードまたはシールドカードを指定している場合、それぞれがS・トリガーを得ているので、クリーチャーと呪文どちらかを選んで使う事ができます。ただし、カードタイプを指定してS・トリガーを与えている場合、そのカードタイプしかS・トリガーを得られません。
引用元

Q.バトルゾーンに自分の《至宝を奪う月のロンリネス》が1体います。相手がS・トリガー能力を持つ呪文をS・トリガーで使用する場合、コストは1支払いますか?
A.いいえ、「コストを支払わずに」と能力にある場合、コストの増減に関係なく使用できます。
引用元

Q.自分は《剥楯!月光MAX》を2枚S・トリガーで使用しました。1枚目の《剥楯!月光MAX》を唱えて「その後、自分のシールドを1つ、手札に加える。」の効果で手札に戻したシールドを見てから、2枚目に唱えようとした《剥楯!月光MAX》の選択肢を選びますか?
A.はい、呪文は1枚ずつ唱えますので、1枚目の結果を見てから2枚目の選択肢を選べます。
引用元

Q.自分は《剥楯!月光MAX》《ヘブンズ・ゲート》の2枚を「S・トリガー」で使用しました。1枚目に《ヘブンズ・ゲート》を唱えて、手札から《月と破壊と魔王と天使》を1体バトルゾーンに出しました。2枚目に唱える《剥楯!月光MAX》は、「バトルゾーンに自分の光のクリーチャーと闇のクリーチャーがそれぞれ1体以上あれば」の条件を満たしたので、両方の選択肢を選べますか?
A.はい、その順番であれば両方の選択肢を選べます。
引用元

Q.複数枚のシールドがブレイクされた際、その中にあるクリーチャーのS・トリガーと呪文のS・トリガーの使用を同時に宣言した場合、どちらを先に解決しますか?
A.どちらからでも解決できます。(総合ルール 101.4)
引用元

Q.「W・ブレイカー」を持つクリーチャーにブレイクされたシールドが《終末の時計 ザ・クロック》《ドンドン吹雪くナウ》だったので、それら2枚のS・トリガーの使用を宣言しました。
先に《終末の時計 ザ・クロック》をバトルゾーンに出した場合、その「出た時」の能力と《ドンドン吹雪くナウ》はどちらから解決しますか?
A.S・トリガーで宣言していた《ドンドン吹雪くナウ》を先に解決します。クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力で、バトルゾーンに出た時にトリガーする能力は一度待機状態になります。複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。(総合ルール 112.3a)
引用元

Q.《凶鬼卍号 メラヴォルガル》がバトルゾーンに出て相手のシールドを2つブレイクしました。そのうちひとつがS・トリガーを持つ呪文で、もうひとつがS・トリガーを持つクリーチャーでした。どうなりますか?
A.S・トリガーは能力の解決中であっても割り込んで使用されます。呪文は即座に解決され、クリーチャーはバトルゾーンに出て能力が待機します。この呪文の効果で《凶鬼卍号 メラヴォルガル》がバトルゾーンを離れていたとしてもその後の自分のシールドを2つブレイクすることに変わりはありません。
引用元

Q.バトルゾーンに自分の「オシオキムーン」能力を持つクリーチャーが1体います。相手のクリーチャーが自分のシールドをブレイクし、自分は《デーモン・ハンド》S・トリガーの宣言をしました。このS・トリガーと「オシオキムーン」の処理はどうなりますか?
A.複数の効果が同時に存在する場合、常にS・トリガーの効果を優先して処理します。《デーモン・ハンド》の効果で相手のクリーチャーを1体破壊した後、「オシオキムーン」の効果を処理します。(総合ルール 101.4)
引用元

Q.バトルゾーンに自分のスプラッシュ・クイーンが1体もいない状況で、自分のシールドが2つブレイクされ、それが《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》《電磁麗姫ジェリー》でした。この2枚のS・トリガーの使用を宣言し、先に《電磁麗姫ジェリー》を出してからその上に《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》を進化することはできますか?
A.はい、できます。
引用元

Q.相手の手札は3枚です。相手の《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》が攻撃し、自分のシールドを3枚ブレイクした際、自分は《終末の時計 ザ・クロック》《スパイラル・ゲート》の「S・トリガー」を宣言しました。先に《スパイラル・ゲート》を唱えて《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》を手札に戻してから《終末の時計 ザ・クロック》を召喚できますか?
A.はい、召喚できます。
引用元