《ベイビー・バース》 [編集]
ベイビー・バース C 自然文明 (4) |
呪文 |
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい) |
自分の山札を見る。その中から、光、水、闇、または火の、コスト2以下のクリーチャーを1体出す。その後、山札をシャッフルする。 |
DM-24で登場した自然の呪文。
4コストでコスト2以下のクリーチャーをリクルートできる呪文。ただし自然単色と無色は対象外。
このカードを握っていれば確実に呼び出せる為、事実上、コスト2以下のクリーチャーを5~8枚体制に出来るカードとも捉えられる。
コスト2以下と言うと範囲が狭いようだが、
- 《ケングレンオー 〜出発〜》や《禁断英雄 モモキングダムX》のようなデッキコンセプト、
- 《砕神兵ガッツンダー》や《腐敗電脳メルニア》等の優秀な軽量クリーチャー、
- 《埋め立てロボ・コンクリオン》や《光波の守護者テルス・ルース》等のメタカード
など意外と多い。
コスト4呪文なので1ターンや2ターン遅くなってしまうが《ハヤテノ裁徒》や《悪魔妖精ベラドンナ》といった初動クリーチャーも出せる。
銀の弾丸として複数種積んでも、デッキの総合力を損ねずに済める様になるので実は相当使いやすいカードである。
S・トリガーで唱えた場合もブロッカーを出すことで後続のアタッカーを防げるなど、柔軟な使い方ができる。
《学校男》で相手のビートダウンを失速させたり、《制御の翼 オリオティス》や《異端流し オニカマス》でコスト踏み倒しをそれ以上許さなかったりと、様々な使い道がある。《戦略のD・H アツト》などのディスカード能力持ちをリクルートすれば、《斬隠蒼頭龍バイケン》などの旧式マッドネスを起動することも可能。
コスト2以下なら進化クリーチャーでも呼び出せるので、《アストラル・リーフ》のような強力なクリーチャーを山札から直接出せるのも優秀。
このカードを使うということは、自然のマナがあればそれ以外のマナが無くても自然単色以外の2コストクリーチャーを何でも出せるという意味でもある。枠の都合上で色を確保できないが、それでも優秀な自然単色以外のウィニーを運用したい、という場合にうってつけである。
今後も2コストのクリーチャーは際限なく登場し続けるので、将来性の観点においても優秀な一枚と言える。
- 「光、水、闇、または火の」と一見面倒な書式になっているのは、「自然以外の」とすると自然を含む多色クリーチャーを出せなくなるから。
多色をテーマにした極神編ならではの配慮だろう。
- 無色は対象外。尤も、色を必要としない無色で、コスト2以下のクリーチャーに強力なカードが登場することは考えにくいので大して気にならないだろう。
- 《ベイビー・バース》の名前に反するが、自然単色に集中するミルクボーイは残念ながら呼び出せない。
- 全方位カードファイルVol.10にて、このカードで《大勇者「大地の猛攻」》を呼び出すイラストがあるが、自然単色のクリーチャーは呼ぶことができないので注意。
- DMEX-15での再録の際、効果が見かけ上の強制となった。
- 自分の山札は非公開ゾーンなので、該当するカードがあってもルール上「なかった」扱いにして、何も出さないことが認められている。
- ただし、《ラグーン・マーメイド》によって表向きにされているカードが条件に合っている場合、旧テキストでは踏み倒さない選択を出来たが、新テキストでは何かしら踏み倒さなければならない。
旧テキスト [編集]
ベイビー・バース C 自然文明 (4) |
呪文 |
S・トリガー |
自分の山札を見る。その中から、光、水、闇、または火の、コスト2以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 |
関連カード [編集]
- DMEX-15
1歳10か月にして圧倒的な実力を見せる自称「さすらいのダンディ赤ちゃん、ジョージ」。その正体は、日本のデュエルマスターだった。
収録セット [編集]
参考 [編集]