【除去サファイア】 (デュエプレ) [編集]

概要 [編集]

DMPP-06での《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》の収録に伴い成立したデッキタイプ。
各種除去カードやハンデスで主導権を握って《サファイア》の召喚に繋げ、勝利を目指す。
TCG版ではプレミアム殿堂入りも経験したカードを4枚まで採用でき、そのフィニッシュ性能は折り紙付き。

青黒赤で組まれることが多いが、を足して4色にする構築もまま見られる。DMPP-01から存在した【ボルメテウスコントロール】や、DMPP-04以降の【白抜き除去ボルバルザーク】に構築やコンセプトは似通っており、それらの系譜を継ぐデッキとも言える。

New Divisionでは、DMPB-02再録されたので、2022年12月まで《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》が使用可能である。

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン SR 火文明 (10)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。

主要カード [編集]

《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》コンセプト。非常に強力なフィニッシャー

【ゲートサファイア】型の主要カード [編集]

《インフェルノ・ゲート》を採用したデッキだと、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》までが高速化されるが、以下の3種類(+《クルセイド・チャージャー》のサーチ対象)でデッキのスロットを大量に使ってしまうのが弱点となる。

《ロスト・チャージャー》軽量チャージャー呪文
《インフェルノ・ゲート》墓地に落とした《サファイア》を早出し
《クルセイド・チャージャー》任意のカードを落として《ゲート》または《竜極神ゲキ》で墓地利用

【のろいとテラー】型の主要カード [編集]

《ロスト・チャージャー》《インフェルノ・ゲート》を抜くことでできたスペースで《のろいとテラーの贈り物》を使っていくデッキ。《封魔魂具バジル》と合わせて、《アクア・スクリュー》《センチネル・ドラゴン》などを一気に片付けることができる。

《のろいとテラーの贈り物》ドロー、火力、pig発動でアドバンテージを稼いでいく
《封魔魂具バジル》pigで3000火力とセルフハンデス マッドネスには注意
《電磁傀儡ポワワン》pigで1ドローとセルフハンデス こちらもマッドネスには注意
《飛行男》pigでランダムハンデス 相手がセルフハンデスでは捨てないようなカードを落とせる可能性がある

候補カード [編集]

《腐敗電脳アクアポインター》cipハンデス&ドローが非常に優秀
《猛菌恐皇ビューティシャン》《アクアポインター》と選択もしくは併用
《腐敗勇騎ガレック》cipでハンデス&ブロッカー破壊
《解体人形ジェニー》相手の温存したいカードをピンポイントでハンデスできる可能性がある
《エクストリーム・クロウラー》cip持ちクリーチャーを使い回す。相手のビートダウンに対する防御としても優秀
《腐敗勇騎マルドゥクス》呪文メタに引っかからない選ばせ除去。スピードアタッカーを生かすことも
《エナジー・ライト》定番の手札補充呪文
《ブレイン・チャージャー》10マナまで繋げるために重宝される
《リバース・チャージャー》墓地回収チャージャー呪文
《クリムゾン・チャージャー》ウィニー破壊のチャージャー呪文
《ロスト・ソウル》一時的に相手の手札をすべて奪い、主導権を握る
《炎槍と水剣の裁》優秀な除去&ドロー呪文
《サウザンド・スピア》パワー3500、4000を意識するなら
《地獄スクラッパー》ウィニーを並べてくる相手に刺さる割り振り火力呪文
《ファントム・バイツ》軽量除去
《デーモン・ハンド》定番の確定除去呪文
《デス・チェイサー》5枚目以降の《デーモン・ハンド》として
《バキューム・ジェル》主に、《デス・チェイサー》でも間に合わない《幻想妖精カチュア》を除去するために採用
《コメット・チャージャー》軽量チャージャー呪文。対【ヘブンズ・ゲート】で優秀
《不浄の魔人ジャラ》S・トリガースレイヤーで大型クリーチャーと相打ちに、メタモーフブロッカー
《炎獄スマッシュ》扱いやすい軽量除去
《ルーレット・ビーム》単色しか倒せないが、《ファントム・バイツ》と同じコスト3呪文で、こちらは3000まで倒せる
《執拗なる鎧亜の牢獄》バウンス&ハンデス&条件付きシールド焼却。マナ基盤としても優秀
疑似pig《ジェネラル・クワガタン》にも有効
《魔刻の斬将オルゼキア》2体除去。《リバース・チャージャー》か《インフェルノ・ゲート》で使い回しも可能

ゴッド・カード [編集]

《竜極神》《竜極神ゲキ》《腐敗勇騎マルドゥクス》などをリアニメイト
《竜極神メツ》相手に2000全体火力
《竜極神ゲキメツ》サブフィニッシャー
サファイア非採用でゲキメツをメインとする型もある
《邪道外道神》《邪道神キキ》ブロッカー
《外道神カイカイ》呪文詠唱を牽制する
《邪道外道神キキカイカイ》強力なシステムクリーチャー
《超絶究極神》《超絶神ゼン》ブロッカー
《究極神アク》モヤシ
《超絶究極神ゼンアク》カード全体が高性能な、光を含むマナ基盤

光を入れる場合の候補 [編集]

《魂と記憶の盾》非常に扱いやすい軽量除去呪文
《アクア・リバイバー》相手の《サファイア》に対する防御として優れる
《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》デッキの穴だった速攻を見れるS・トリガー
《新星の精霊アルシア》墓地から呪文回収。相互互換《暁の守護者ファル・イーガ》でも可
《アポカリプス・デイ》主導権を握られた時に盤面をリセットする
《結界の守護者クレス・ドーベル》不利対面である【ダイヤモンド・ブリザード】への対策として

プレイング [編集]

  • ミラーマッチでは、先に《サファイア》を出してしまうと返しのターンに相手の《サファイア》で殴り返しされるリスクがある。他の《サファイア》を採用しているデッキに対しても同じ悩みを抱えながらプレイする必要があり、どう対処するかは腕が問われる部分だろう。

長所 [編集]

  • 採用するカードの種類や枚数の選択肢に幅があり、環境に合わせて柔軟な構築を取れるのも強みの一つ。

短所 [編集]

  • リソース補充に長けた【ダイヤモンド・ブリザード】は苦手な対面の一つ。除去が追い付かずあっさり負けてしまうことが少なくない。【赤白速攻】のようなデッキに対しても、S・トリガー次第では何もできずに負けてしまう。
  • 除去呪文がデッキの大半を占めるため、呪文メタに弱い。
  • 環境に様々なデッキが存在していると、採用する除去カードが刺さる相手が限られてしまう。

サンプルレシピ [編集]

2020/12/21のデュエプレ1周年記念特番内の2020年GRAND MASTER決定戦において、たくまん選手がBデッキとして登録していたゲートサファイア型のデッキ。
ソースデッキページ

公式大会 [編集]

2020年11月21日に行われた第2回BATTLE ARENAでは、全2048人の参加者のうち12.7%のプレイヤーが【除去サファイア】を使用。20.9%の【ヘブンズ・ゲート】、13.4%の【アウゼスコントロール】に次ぐ3番目の使用率であった。8名での決勝トーナメントにも1名が進出し、準優勝を果たしている。
第3回BATTLE ARENAでも上位入賞こそなかったものの、5.7%の使用率(116か117人が使用した実績)があった。

参考 [編集]