《ボルシャック・ドギラゴン》 [編集]
DMR-19で登場した進化メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍。 革命0トリガーによって登場できればcipの効果バトルで12000以下のクリーチャーを葬り、バトルゾーンにT・ブレイカーを残すこともできる為、戦況を一気に覆せる。 革命0トリガーを決める条件はこのクリーチャーを出す際に自分の山札の一番上をめくり、それが火の進化でないクリーチャーであること。 効果バトル能力はcipのみならず、アタックトリガーでも発動する為、普通に召喚しても2体のクリーチャーを破壊でき、非常に有用。 入るデッキの候補としては火単革命のみならず、【モルト NEXT】や【モルト「王」】といった火文明を中心とするデッキにも検討できる。 当然だが、パワー12500以上のクリーチャーが攻撃してきた場合は革命0トリガーで出てもバトルに勝てず、ダイレクトアタックを阻止できない。この点は《偽りの王 ヴィルヘルム》等を進化元に採用したり、スレイヤーやパンプアップを併用したりする事で補強できる。 環境において [編集]革命編環境から革命ファイナル環境では火の非進化クリーチャーが多めに入る火文明主体のデッキであればほぼ全てのデッキに投入され、極めて強力な防御札として活躍した。当初は、革命0トリガーの失敗を懸念して《革命の鉄拳》も投入する型も散見されたが、その《革命の鉄拳》が失敗率を上げてそれが敗因になり、デッキパワーの低下も目立っていたことから、すぐにそうした型は見かけなくなった。 特に、守りが薄くなりがちな【モルト NEXT】では、登場以来必須級の防御札として4枚積みされた。 DMRP-01で《異端流し オニカマス》や《ジョリー・ザ・ジョニー》などの革命0トリガーに対するメタが登場すると、デッキを選ぶようになった。その後、《異端流し オニカマス》への除去が入る【モルト NEXT】などの【準赤単】や、相手の攻撃を耐えられたら儲けものという感覚で回される【ビートジョッキー】や【赤単ガトリング】などで細々と使われていた。 双極篇になると《異端流し オニカマス》が効きづらいデッキが増えたことで、相対的に《異端流し オニカマス》の数が減っていった。またS・トリガー持ちの中に進化元として相性の良い全体除去クリーチャーや色の合う全体除去呪文が登場したため、【赤黒ドギラゴン剣】で使用されるようになった。当初と比べてデッキのコマンド比率は下がったものの、事前に封印外しを積極的に行えばいざという時に禁断解放で《異端流し オニカマス》を除去するという戦法が浸透したのも、使用率が回復する要因となった。《「本日のラッキーナンバー!」》が登場したことでそちらで革命0トリガーが封じられないという利点が生まれた。 双極篇終盤には《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》が登場。ボルシャックであることから、あちらの呪文面を利用してこのカードを3枚集めることができれば、初手や素引き、ブレイクによって加わった手札も活かして、革命0トリガーで封印6枚の状態から一気に禁断解放を目指すゲーム運びも現実的になった。ここに来て、効果バトルをコスト踏み倒しメタの能力で封じられると脆いという弱点を克服したのである。 超天篇環境では【赤白“轟轟轟”ブランド】がトップメタの一角にあったが、そちらは《伝説の禁断 ドキンダムX》を除去できる札を碌に持たないため、このカードが返し手として有効だった。場に《奇石 ミクセル》があって、このカードが山札の下に強制送還されても、《伝説の禁断 ドキンダムX》が禁断解放すれば打点を回復できた。 十王篇では、DMRP-15にて新たに革命0トリガーの失敗を補ってくれる《百鬼の邪王門》が登場。《革命の鉄拳》とは違って、《百鬼の邪王門》はデッキパワーを落とさないため、【赤黒邪王門】系統のデッキで共に強烈なカウンターを決めることができるようになった DMRP-16には、強力な敗北回避能力を持つ《一王二命三眼槍》が登場し、【赤黒邪王門】は《ボルシャック・ドギラゴン》、《百鬼の邪王門》、《一王二命三眼槍》の12枚体勢で強力な防御壁を築くことができるようになった。ところが、防御力があまりにも過剰で《百鬼の邪王門》と《一王二命三眼槍》だけで事足りること、コスト7で革命0トリガー以外でバトルゾーンに出る機会がないこと、アンタッチャブルや耐性持ちのクリーチャーにはほとんど対処できないこと、十王篇環境では防御より攻撃面が重要であることから、このカードを採用しない構築が増えていった。《百鬼の邪王門》であれば鬼エンドを攻撃方面にも活かすことができ、《一王二命三眼槍》もコスト5のスピードアタッカー&2打点として運用でき、アンタッチャブルや耐性持ちに対しては、《百鬼の邪王門》でブロッカーを踏み倒したり、《一王二命三眼槍》で敗北を防ぐことができるため、その2種に汎用性で劣ってしまいがち。 一方で、DMBD-15で誕生した【ドギラゴン閃】では、《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》と新戦力の《ボルシャック・サイバーエクス》と共にボルシャックを12枚積みにでき、《ボルシャック・ドギラゴン》以外のクリーチャーは火の進化ではないクリーチャーで統一できるため、使用率が高い。 ルール [編集]
他のカードとの相性 [編集]
背景ストーリー上の活躍 [編集]
アニメ・漫画などでの活躍 [編集]
カードイラスト・フレーバーテキストなどについて [編集]
関連カード [編集]収録セット [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
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