【青黒緑デッドダムド】 [編集]《SSS級天災 デッドダムド》による除去、封印外し、その他各種侵略を主眼に置いた中速ビートダウン。DMBD-10の発売によりそちらを雛形に成立したデッキタイプ。
主要カード [編集]
候補カード [編集]クリーチャー [編集]
進化クリーチャー [編集]
呪文 [編集]
ツインパクト [編集]
ハンデス型 [編集]【青黒ハンデス超次元】などに使われるハンデスカードを搭載したコントロール寄りの型。マナブーストの枠をハンデスに置き替えた構築となっており、速度は遅いが一たび相手を縛れば通常の型以上のロック力を発揮する。
4色型 [編集]通常の構築に火のグッドスタッフを含んだ型。言ってしまえば《襲来、鬼札王国!》を使いたいがために文明に火を足したということである。
その他 [編集]
超次元ゾーン [編集]
超GRゾーン [編集]
このデッキの回し方 [編集]初動の《フェアリー・ライフ》等から、リソースを確保したいなら《天災 デドダム》や《ウマキン☆プロジェクト》、盤面を取りたいなら《虹速 ザ・ヴェルデ》、呪文を止めたいなら《奇天烈 シャッフ》というように状況に応じたコマンドに繋いでいく。 十分な打点が揃ったら、そこから《禁断機関 VV-8》の禁断機動や《轟く革命 レッドギラゾーン》のファイナル革命を使って試合を決めにいく。 8枚から10枚入る2コスト初動マナブースト、15枚前後投入される非進化コマンドによる安定感が持ち味。 ループの手順 [編集]バトルゾーンに《弩闘!桃天守閣》、水のコマンド2体、手札に《S級宇宙 アダムスキー》1体、墓地か手札かマナに《SSS級天災 デッドダムド》2枚が必要。
手札に《アダムスキー》が無くて仕方なくもう1枚《デッドダムド》を代用に浸かっている場合であっても、侵略元の水のコマンドが《奇天烈 シャッフ》であれば呪文ロック能力のおかわりをしながら比較的安全に無限攻撃できる。 弱点 [編集]
環境において [編集]『超CSIII in 金沢』においては決勝ラウンド進出者128人中49人が使用し、使用率1位を記録。ベスト8に4人このデッキの使用者が残った。最高成績は3位。(ソース) このデッキに対抗するために多くのプレイヤーがDMBD-09・DMBD-10期になって、天敵である【赤単ブランド】を使うようになり、そちらのチャンピオンシップ4位以内入賞が目立っていった。 DMBD-10発売から1ヶ月程度が経過するとあまりにミラーマッチが増えたため、ついに2コストマナブーストを9枚も投入した上位入賞構築まで確認された。その構築においては初動枠を増やして下がったデッキパワーが《超奇天烈 ギャブル》の3枚投入によって補われていた。また、《VV-8》をピンポイントで落とすための《解体人形ジェニー》も流行した。代わりに、《ドンドン水撒くナウ》、《テック団の波壊Go!》、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》などの能動的な動きに関係しにくい受け札をカットするケースが増えた。《S級宇宙 アダムスキー》型も数を減らしている。 DMSD-13期には《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》搭載型が目立った。 ところがDMRP-11期に【青赤緑ミッツァイル】が成立すると、比較的低速でありこのデッキによる除去が刺さる環境が一変し、絶対的な立場ではなくなった。当の【青赤緑ミッツァイル】は展開力、タイムラグの無さによる除去の強さから、このデッキにとって明確な不利と言える対面であった。 『DMGP-9th』では一度クリーチャーを並べると2度とターンを渡さないデッキが多かったため除去が腐ることが多く、ベスト8進出を逃した。 『DMGP-9th』では目立っていなかったカードではあったが《オコ・ラッタ》もキツい。仮に【ミッツァイル】側がそちらを投入していた場合、頼みの綱となる遅延札である《無修羅デジルムカデ》もそちらでついでのように退かされ、後は流れで2体目以降の《BAKUOOON・ミッツァイル》でアンタップクリーチャーを生成され、ロクな受け札の無いこのデッキがそのまま1ショットキルされてしまうということである。 『DMGP-9th』開催後には《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》、《フェアリー・ギフト》を投入した型が流行。《龍装艦 チェンジザ》は主に《超次元リバイヴ・ホール》を捨てて《時空の探検家ジョン》と《時空の英雄アンタッチャブル》を展開するために使われる。ところが【青赤緑ミッツァイル】へのメタカードを増やした結果、代わりに《禁断機関 VV-8》や《超奇天烈 ギャブル》をカットすることになり、デッキパワーが落ちるという事態に陥った。 DMEX-07期には【青赤緑ミッツァイル】対策の《マナ・クライシス》を投入した型が普及。だがこの頃になると《オコ・ラッタ》や《DROROOON・バックラスター》などの汎用除去が流行していることもあってそこそこ見かける程度のデッキに落ち着き、チャンピオンシップ4位以内入賞もまばらになった。 DMBD-11・DMBD-12期には《Wave ウェイブ》も入るようになり、すっかりランデス色が強まった。 2020年1月1日に《禁断機関 VV-8》と《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が殿堂入りし、大幅弱体化。とはいえ、同時に【ミッツァイル】等不利な相手も消滅したのはせめてもの救い・・・と思いきや新たに登場した【ドッカンデイヤー】や【バーンメアジョーカーズ】に速さで勝つことができず、中堅クラスから抜け出せずにいた。 しかし、DMRP-13では新戦力となる《リツイーギョ #桜 #満開》と《大樹王 ギガンディダノス》が登場。《リツイーギョ #桜 #満開》はこれまで速度で負かされていたGRに対する強力なメタになり、《大樹王 ギガンディダノス》はオールハンデスとほぼすべてのクリーチャーに対する攻撃制限で、《禁断機関 VV-8》の殿堂入りで追加ターンを得られにくくなった弱体部分を補えるようになった。また、《ギガンディダノス》は、名目コストが高い上にマナ送りにされてもSSS級侵略によってバトルゾーンにすぐに復帰できる《デッドダムド》と相性がいい。 DMEX-12期には打点補強手段として《轟く革命 レッドギラゾーン》を獲得。DMRP-13で既に登場していた《ウマキン☆プロジェクト》が5枚目以降の《天災 デドダム》のように運用できることが明らかになったことも相まって、再び環境トップレベルで戦えるデッキとなった。この頃になると場持ちにする《無修羅デジルムカデ》の装着先として《白皇世の意志 御嶺》に始まり、《ラフシアIII》、《イイネIV》を採用した型が主流化。 DMBD-13・DMBD-14期にて【連ドラグナー】が成立すると、《爆熱剣 バトライ刃》を装備したクリーチャーは攻撃できず侵略の起点にできない、《SSS級天災 デッドダムド》ではドラグハート・フォートレスは除去できない、【連ドラグナー】よりもはるかに低速、これらの短所を露呈して環境からまたもや失墜してしまった。 しかし、【連ドラグナー】は《ヘブンズ・フォース》による初動が決して安定しておらず、他のデッキに下ブレを突かれて負けるパターンが散見されるようになる。それにより【連ドラグナー】の使用率は右肩下がりになっていき、DMEX-13期になると、このデッキも《ヘブンズ・フォース》の下ブレを突いて【連ドラグナー】に高い勝率を出せることが判明し、チャンピオンシップでも優勝・上位入賞が再び見られるようになった。この頃の環境には、他の【連ドラグナー】の下ブレをつけるデッキにも、極端な不利がこれと云って存在しないのも大きい。 2020年12月18日に《生命と大地と轟破の決断》が殿堂入りに指定されたが、代わりに《超次元ガロウズ・ホール》が殿堂解除された。 2020年12月18日殿堂レギュレーション改訂を経て【連ドラグナー】などの高速デッキが弱体化したため、相対的に強化。12月27日に定員80名で開催された「第74回DM新倉敷CS」などは、ベスト4全てがこのデッキであった。 DMEX-14期に《弩闘!桃天守閣》を獲得。バトルゾーンに侵略元、《弩闘!桃天守閣》各1枚、手札に《轟く革命 レッドギラゾーン》2枚があれば無限攻撃できるようになった。よしんば《轟く革命 レッドギラゾーン》が手札に無くとも、手札、墓地、マナゾーンにある《SSS級天災 デッドダムド》の数だけ疑似紫電効果を発揮できるようになった。 オリジナルでは [編集]オリジナルフォーマット解禁早々の2021年1月2日に、オリジナルでは入らない《無修羅デジルムカデ》の枠を《運命の選択》に変えた構築が、最強CSで4位入賞を果たした。 アドバンスより環境が低速なので、《天災 デドダム》や《ウマキン☆プロジェクト》で山札を掘削している内に殿堂入りカードを引き当ててそのままカードパワーで圧殺できてしまうことも多く、その安定感と対応力の高さから十王篇環境末期におけるオリジナル環境のトップに君臨している。 参考 [編集] |